図書館の外国の子どもの本の棚で見つけた数冊のケルトらしい表紙の本。日本では「妖精王の月」(1989)がいちばん先に出たらしいので、まず1冊借りて読んだらおもしろくて、あと2册「歌う石」(1986)「ドルイドの歌」(1983)を借りてきた。翻訳の順番に読んで、そろそろ感想を書こうと思っていたのだが、どうやら書いた順番と違うみたいだ。「ドルイドの歌」のあとがきを読むと、これが処女作でさかのぼって翻訳したとある。口当たりのよいのから訳して、これはいけるとなってさかのぼって翻訳したのだろう。先に知っていたら書いた順番に読むところなのに。だから感想は「ドルイドの石」を読み終わってから書くことにする。
物語はいずれも現代の少年少女が北米(この3冊ではカナダとアメリカ)からアイルランドへやってきて、なにかをきっかけに時代をさかのぼり、3000年ほど前の英雄や魔術師や女王や妖精に出会う。
現在もアイルランドでは妖精は家のそばに住んでいて、いたずらもするけれど、住民のことを気に入れば壁の穴をふさぐくらいのことはしてくれているのだ。そういうことを信じられる物語である。すっかり虜になってしまった。「ドルイドの歌」を読んでしまったら3冊の感想を書く。