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「江戸川乱歩が選ぶ黄金時代ミステリー10」から1冊

図書館で目にしたヴァン・ダインの「僧正殺人事件」がなつかしくて借りてきたが、最初のほうだけ読んでやめた。「江戸川乱歩が選ぶ黄金時代ミステリー10」というシリーズの(3)になっている。昔はおもしろいと思って読んだのになぁ。
他のタイトルを見ていたら全部中学生のころ読んでいた。家にあった本と自分で古本屋を探した本と、ゾッキ本ばかり置いてある夜店で買った「別冊宝石」を、読もうと思ったらかなり執念深く探した。これらクラシックミステリーと同時代に知ったのがレイモンド・チャンドラー、ウィリアム・アイリッシュだった。その後はハードボイルドのほうに吸い寄せられていって、クラシックミステリーとは離れていったものの、ドロシー・L・セイヤーズ、エドマンド・クリスピン、ディクソン・カーは大好きでいまもときどき読んでいる。

江戸川乱歩が推している作品を並べてみると・・・
(1)「赤毛のレドメイン一家」(フィルポッツ)
(2)「黄色い部屋の謎」(ルルー)
(3)「僧正殺人事件」(ダイン)
(4)「Yの悲劇」(クイーン)
(5)「トレント最後の事件」(ベントリー)
(6)「アクロイド殺害事件」(クリスティ)
(7)「帽子蒐集狂事件」(カー)
(8)「赤い館の秘密」(ミルン)
(9)「樽」(クロフツ)
(10)「ナイン・テーラーズ」(セイヤーズ)
となっているが、若いころにすべて読んでる。最近再読したのもある。
もちろんセイヤーズとミルンは永遠の愛読書。カーは好きなのが何冊かあり、ベントリーはこの1冊が好きだった。クロフツの「樽」は小さいころ、樽から手が出ている本の箱の絵が怖かったのをいまだに覚えている。レミントンのタイプライターという言葉を覚えた(笑)。「黄色い部屋の謎」は犯行のあった部屋の図があったのを覚えている。探偵の名前はルレタビーユだったっけ? つまらなかったのが「アクロイド殺害事件」で、ロマンの香りが全然ない(笑)。「赤毛のレドメイン一家」はどんなのかすっかり忘れている。エラリー・クインはたくさん読んだがいま読んだらどうなんだろう。
ミステリーファンと言ってるけど、密室やら殺人方法やらはあまり興味がなく、ロマンスやら探偵の人柄やら減らず口が好きなんだなぁ。(「僧正殺人事件」日暮雅通訳 集英社文庫 781円+税)

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2007年10月08日 22:53に投稿されたエントリーのページです。

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