今年は急に寒くなったりしたから鍋物の出番が多い。たいていが洋食の我が家では和食というと鍋になってしまう。いまから鍋に飽きたら困るわと、なにかヒントがないかと本を出してきた。丸元淑生さんからはスープの基本をもう一度読み直し(いつのまにか我流になっているので)、次に開いたのが、佐藤隆介編「池波正太郎 鬼平料理帳」である。困ったときの料理帳(笑)。
〈冬〉の項を開くと、〈汁〉だ!
のっぺい汁、蜆汁、根深汁、狸汁、鴨脂と千住葱の吸物があった。これだこれだ! どれにしようかと考えたら、やっぱりいちばん馴れている狸汁だ。次はのっぺい汁にしよう。そう考えたらいくらでも汁物が浮かんでくる。豚汁、さつま汁、団子汁、三平汁、粕汁、雑煮・・・。
というわけで、今夜は狸汁でした。
今夜の献立
ニンニク酢漬け、焼酎湯割り(九州の友人からの贈り物、熊本の倉岳)、とりレバーとセロリのニンニク炒め、かぶ酢、たぬき汁、ご飯、大根葉とチリメンジャコの煮物、梅干し、焙じ番茶、柿の種。