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「ワイト島1970—懐かしきロックの残像—」

1970年にイギリスのワイト島で行われた、60万人が参加したロックコンサートの記録映画である。「ワイト島1970—懐かしきロックの残像— 1・2巻」(1996)。島の農場を借りてのコンサートで、みんな船に乗っての参加である。これだけの人間が集まったのだからたいへんだ。お金を払わない人は入れないと塀をめぐらし、たくさんの警官が犬を連れて警護にあたる。しかし彼らは塀を壊そうとして暴れて、警官もお手上げ状態になる。主催者は再三警告するがへこたれない。最後は大赤字を抱えることになるがもういいだろう、入ってくれと主催者が言う。そして、ここにこれだけの人が集まったことへの感激の挨拶となった。

ジミ・ヘンドリックス、ザ・ドアーズ、ザ・フー、マイルス・デイヴィス、ジョニ・ミッチェル、エマーソン・レイク&ファーマー、クリス・クリストファーソン、ジョーン・バエズ等々が続々演奏するシーンと、主催者とタダで入ろうとする人たちとの抗争が延々と続く。ジョニ・ミッチェルのときは舞台に上がってきた男もいて、ジョニ・ミッチェルが集中できないとこぼす場面もあった。
70年ごろのわたしはフリージャズ一辺倒だったから、ほんとにこのへんのアーティストのことは知らない。ラジオで声を聴いただけの人とか、「ウッドストック」のビデオを見た人とか、ふーんという感じで見ていた。
ジョニ.ミッチェルを知ったのはザ・バンドが解散するときの映画「ラストワルツ」だったというくらいなんで(笑)。
ザ・フーのピート・タウンゼントは名前だけ知っていたが、こういう演奏をしていた人かとわかってよかった。
マイルス・デイヴィスを期待していたのだが時間が短かった。でもカッコよかったからいいか。実はこの時代はマイルスが好きでなかった。このときから37年経ったいま、マイルスは亡くなったけれど、音楽は残っていて聴かせていただいている。

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2008年01月08日 00:57に投稿されたエントリーのページです。

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