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「聖ヴァレンタインデーの大虐殺」と「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」

2月が明日で終わる。今年のヴァレンタインデーはどうだったんだろう。チョコレートはたくさん売れたのだろうか。わたしに関しては、その1週間前に飲み屋で「だんなさんにチョコレートあげはった?」と聞かれただけだ。「えっ、ヴァレンタインなんかしたことないよ」と答えたのだが、聞いた30歳前の男女は両親がやりとりしていると言う。「そんなー、ちゃんとせなあきませんよ」と言われたけれど、わたしには馬の耳に念仏やな(笑)。

幼いころからわたしにとってヴァレンタインデーは、1929年、シカゴでアル・カポネが対立する一味を一斉射撃で皆殺しにした事件の日であった。まだチョコレートをプレゼントする日になってないころから、わたしは「聖ヴァレンタインデーの大虐殺」の日として知っていた。父親が何度も話して聞かせたからである。いまは猫の花子の命日として覚えている日だ。

それだけの話なんだけど、先日からちょこちょこ読んでいる、平岡正明「昭和ジャズ喫茶伝説」にこんなことが書いてあった。〈新宿二幸裏「DIG」—新宿ジャズシーン〉の一節、「DIG」で、チェット・ベーカーの「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」を聴いたとき、チェットを聴いたのははじめてだったが、その場で「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」はカポネ一味の事件を歌ったものだと「解説」して、それ以来平岡さんのまわりでは定説になったそうだ。
チェットのは持ってないから、マイルス・デイヴィスの「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」を聴いてから寝るとしょう。

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2008年02月28日 00:34に投稿されたエントリーのページです。

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