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吉屋信子「紅雀」について教えてもらった

ミクシィの「昔 素敵な少女雑誌があった」というコミュは、管理人さんがものすごい量の資料を持っていらっしゃって、私が子ども時代に読みかじった雑誌や小説の原本の写真をアップしてくださっている。その量たるやたいしたもので、半分以上は知らないものだ。生半可な知識がほんとに恥ずかしくなる。夢のように覚えていた雑誌の表紙や口絵がアップされて、これはほんまやったんやと思うこともしばしば。

今回「吉屋信子の仕事」というトピックが立って、いろいろと語り合ってきたのだが、ついに「紅雀」の登場となった。
私は吉屋信子の作品のなかでは「紅雀」と「屋根裏の二処女」が好きだ。特に「紅雀」は当ブログにも何度も登場している。でも、それは私の気持ちを書いているだけで、発表時のことなど知る由もなく考えたこともなかった。

「紅雀」は雑誌「少女の友」に昭和5年の1月号から12月号まで連載され、連載がはじまると同時に圧倒的な反響があったという。それを具体例をあげて説明してくださっている。昭和5年にこういう作品を少女たちが熱狂的に受け入れたことに感動した。
自分でも調べてみると(ポプラ社版の解説を読んだだけだが)、吉屋信子と吉屋千代さんは昭和3年9月から翌4年9月までフランスを訪れている。帰ってからすぐに連載を始めたのが「紅雀」なのだ。フランスで自由な空気を吸った信子の気持ちが投影された作品だと改めて納得した。
それから太平洋戦争に突入するまでの15年ほどは、吉屋信子にとっても少女たちにとっても良い時代だった。少女たちはその後どう生きていったのだろうか。

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2008年03月23日 00:34に投稿されたエントリーのページです。

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