森まゆみさんの本「その日暮らし」を読んだら、森さんと仲間が編集発行している「地域雑誌 谷中・根津・千駄木」を読みたくなった。
1号(菊まつり特集)は1984年10月に発行されているんだよね。わたしはこの地域雑誌の名前をいつごろ知ったのだろう。森さんの随筆とか書評を読むたびに経歴のところに書いてあるのだが、森さんはいつごろから全国区になりはったんやろ。
読みたいと思ったが取り寄せるところまではいかず、東京の友人が谷中・根津・千駄木のほうへ行くときに買ってきてと頼んで手に入れた。昨日書いた煎餅はこれといっしょに送ってくれたものだ。持つべきものはものくれる友(笑)。
わたしは昔ら小冊子が大好きで手に入ると最初から最後まで読む。最近は読みたい小冊子がなくネットに興味がいっていたが、今回は最初から最後まで堪能するまで読んだ。全然行くこともないだろう土地の話がなぜかおもしろい。「特集/豊かな時間の過ごし方」で「町で遊ぼう 大人の工作」のそれぞれのお店の取材を読んで楽しんだ。
地図を見て行きたいと思ったのは、立原道造記念館・竹久夢二美術館・弥生美術館と三つ並んでいるところ。日暮里って中野重治の詩にあったような気がする。青鞜発祥の地なんかあるぞ。坂が多いなぁ。地図だけでもけっこう遊べる。近代史を探る旅ができるところなのね。
各ページにあるマッチ箱くらいの広告が楽しい。〈きいちのぬりえを中心に展示のぬりえ美術館〉の広告もある。猫が眠っている〈喫茶 映画館〉もいい。外人さん向けらしい旅館の広告〈澤の屋〉は名称以外は英文である。