今日はお昼過ぎに電話で起こされ、ご飯を食べたらまた爆睡してしまって夕方目が醒めた。昨夜は最高の夜で、今日はその余韻で幸せな日曜日だ。
ユッカ・エスコラ、ニクラス・ウィンターが来日して、5月30日31日に東京新宿ピットイン、6月1日に京都クラブメトロ(すべて開演7時)に次ぎ、6月2日 jaz' room nu things と知っていたが、絶対行こうとは思っていなかった。それが2・3日前に阿木さんのDJイングを聴きに行った相方が、native が出るんやてと言う。阿木さんは native は11時でユッカたちはその後だからゆっくり来たらいいと言うてはったそうで、native がやるんやったら行こうとすぐ決定。
というのは、ユッカが The Five Corners Quintet の一員として来日した去年の2月、ブルーノート出演の合間に辰巳哲也クインテットの演奏に一人だけ客演した。そのとき native は最初に出演したのだが、その演奏はおとなしくてちょっと肩すかしをくらったという感じだった。今回 native が出演したいと言ったのは、きっと前の演奏を挽回するぞという気持ちだぞとわたしらは判断したってわけ。
さて、11時前に nu things に着いたら、Quintet Worldwide featuring Jukka Eskola(辰巳哲也(tp)、ユッカ・エスコラ(tp and flh)、菱山翔太(p)、Jeff Curry(b)、能村亮平(ds))の演奏がはじまっていた。ちょっと慌てたが native は時間の都合で最後になるとのことでほっとした。場内は満員だったけど座れて良かった。
いつも家で iTunes から聴く The Five Corners Quintet の音が目の前で吹かれているのが刺激的だった。ユッカはものすご〜くカッコよかった。オトコマエで細っそりしていて。ミュージシャンはこうでなくっちゃね。
あまりたくさん聴けないうちに終わってしまい、若林氏のDJとなる。しなやかに若くて元気っていいな。
次はメインの NWQ specia session(ニクラス・ウインター(NWQ / g)、ユッカ・エスコラ(Five Corners Quintet / tp)、島秀行(NWQ, SIXNORTH / b)、三科武史(ds)、neative の杉丸太一(p))となった。ニクラス・ウインターのギターがすごく官能的なのでうなった。音だけでなくその弾き方や表情や動きも官能的なのだ。ユッカと二人が並んで演奏する姿にしびれた。熱烈な拍手を受けてアンコールがあり場内がどよめく。これがヨーロッパ最前線の音なのか。
ここで岡野さんのDJが入る。音楽がセクシーで、DJする人もセクシーで。
メインの演奏の終わり頃にちょうど空いた隣の席にきれいな女性が座った。「お一人ですか」と声をかけられて、違うと答えてから会話がはじまった。肩の出た黒のドレスがとっても素敵で、最近こんな奇麗な女性と話したことないなと漠然と思った(笑)。native のファンだと言ったら、中村さんにライトがあたったとき「ステキやねぇ、カッコいい」と相づちを打ってくれた。とってもいい子(笑)。
native(中村智由(ss, as, fl)、大久保健一(b)、山下佳孝(ds)、杉丸太一(p)に、1曲だけアメリカ人のトランぺッターが参加。アンコール曲では、ニクラス・ウインターとユッカ・エスコラも参加)の演奏がはじまった。思ったとおり最初からとばしていく。聴くほうものっている。native の音はアメリカやヨーロッパの音と違う。モダンだけど湿った日本的なものを内在した音である。だけど、その音は世界で通用する音楽である。しかも、生きていこうという気持ちの音だと感じる。中村さんの知的であるけれど陶酔している演奏中の姿が好きだ。
アンコールに応えて、それまでじっと聴いていたニクラス・ウインターとユッカ・エスコラが参加した。それぞれの音を持っている二人が、native の音をなぞって盛り上がっていくのがとてもエキサイティングだった。
ライブは3時に終了して岡野さんのDJがはじまった。隣席の女性は私鉄沿線なので地下鉄の始発までここにいると言うので、こちらももう少し余韻を楽しみながらDJを味わいつつおしゃべり。ミュージシャンたちが帰って行き、踊る人もいたり飲む人もいたり、いい雰囲気だ。5時ごろ外へ出ると街は明るくなり出していた。気分は薔薇色。